血液検査の記録・相談(腎機能)
血液検査のクレアチニン値を記録して、腎臓の働き(eGFR)の変化をグラフで確認できます。 検査結果の写真から読み取ることもできます。数値の変化のペースをグラフで確認できます。 登録は不要で、記録は端末の中だけに保存されます。
最終更新日: 監修: 大澤 基(横浜ホームクリニック 院長・内科専門医)
はじめに
腎臓の働き(eGFR)は、年齢と性別によって計算が変わります。最初に一度だけ入力してください。 入力した内容がどこかに送信されることはありません。
このツールについて
腎臓の働きは、急に大きく変わるものではなく、ゆっくりと変化していくことが多いといわれています。 1回の検査値だけを見るよりも、いくつかの検査値を並べて変化を見るほうが、 ご自身の状態を理解しやすくなります。このツールは、その記録づくりをお手伝いするものです。
eGFR(推算糸球体濾過量)は、血液検査のクレアチニン値と年齢・性別から計算する、 腎臓の働きの目安です。計算には日本腎臓学会の推算式を使用しています。
このツールは診断を行うものではありません。表示される数値は、記録した検査値をそのまま 計算・表示したものです。今後の経過や治療の方針は、さまざまな検査や体の状態をふまえて 医師が判断します。気になることがあれば、記録を持って主治医にご相談ください。
よくあるご質問
- 何回分の記録があればグラフが見られますか?
- 1回でもグラフに点が表示されます。1年あたりの変化を計算するには3回以上の記録が必要です。記録の期間が2年以上あると、体調や検査によるばらつきの影響が小さくなります。
- 写真から読み取った値がまちがっていました
- 写真からの読み取りは、紙の状態や文字の大きさによってまちがうことがあります。読み取ったあとに必ず確認・修正の画面が出ますので、検査結果の紙と見くらべてご確認ください。手で入力することもできます。
- 記録した内容はどこかに送信されますか?
- 送信されません。写真の読み取りも、eGFRの計算も、すべてご利用の端末の中だけで行われます。記録は端末のブラウザ内に保存されます。機種変更やデータ消去にそなえて、「記録を書き出す」でCSVとして保存しておくことをおすすめします。
- 1年あたりの変化の数値は何を意味しますか?
- 記録した点に直線をあてはめて計算した、eGFRの1年あたりの変化量です。マイナスであれば低下の傾向を示します。ただしこれは記録した期間の傾きであり、今後の経過を示すものではありません。実際の経過は治療や体調によって変わります。
- この記録を病院で使えますか?
- 「記録を印刷する」でグラフと一覧を印刷できます。受診時にお持ちいただくと、主治医との相談の材料としてお使いいただけます。
- 「このままのペースが続いた場合の目安」はどのように計算していますか?
- 記録した点に直線をあてはめ、その直線をそのまま延長して、目安の値と交わるところを求めています。計算に使った式と数値は画面で確認でき、ご自身で確かめられます。あくまで過去の記録を延長した仮の目安であり、診断でも、将来を決めるものでもありません。治療や体調によって実際の経過は大きく変わります。
- グラフの赤い線は何ですか?
- 腎臓の働きの目安の位置です。eGFR 30 は今後の治療について相談を始める目安、eGFR 15 は透析などの準備を具体的に進める目安とされています。赤い帯は、実際に透析が始まることが多い範囲です。これらは学会のガイドラインに記載された水準にもとづくもので、「この値になったら必ず透析」という意味ではありません。