このツールについて

ご高齢のご家族の体重を記録して、推移をグラフで見られるツールです。 体重の変化は、低栄養やフレイル(心身の虚弱化)に気づく手がかりのひとつと 言われています。記録を続けることで、日々の小さな変化に気づきやすくなります。

記録データをもとに、厚生労働省「基本チェックリスト」の栄養に関する項目に 当てはまるかどうかも自動で確認できます。

⏱ 所要時間: 記録は約30秒

最終更新日: / 監修: 大澤 基(横浜ホームクリニック 院長・内科専門医)

① 身長を設定する

BMIの計算に使います。あとから変更もできます。

現在の設定: 未設定

② 体重を記録する

🔒 記録はこの端末の中だけに保存されます(外部に送信されません)。 ブラウザのデータを消去すると、保存内容も消えます。

記録とグラフ

体重の推移(直近90日)

記録一覧(新しい順)

たまった記録は「受診前の持ちものメモ」で1枚にまとめて印刷できます。

気づきの目安

厚生労働省「基本チェックリスト」の栄養に関する項目(下記2つ)に、 記録データが当てはまるかどうかを自動で確認します。

この目安は、介護予防の対象者を把握するために全国で使われている スクリーニング(ふるい分け)の項目に基づくものです。栄養状態を 診断するものではありません。

気になることがあれば、かかりつけ医・訪問看護師・お住まいの地域包括支援センターにご相談ください。

体重と栄養について

体重減少の目安について、もう少し詳しく

上の「気づきの目安」で使っている基準(6ヵ月間で2~3kg以上の減少)は、 基本チェックリストによる、体重の絶対値(kg)でみる簡便な目安です。 一方、国際的な低栄養診断の枠組みである「GLIM基準」(2018年に提唱)では、 「6か月間で5%を超える体重減少」のように、体重に対する割合(%)でみる 考え方が使われています。どちらも体重の減少に注目する点は共通していますが、 目的や見方が異なるため、もともとの体格によって、当てはまりやすさが 変わってくることがあります。

出典: Jensen GL, et al. GLIM consensus approach: 5-year update. JPEN 2025 (論文)

高齢期は「痩せ」に注意

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、65歳以上の方が目標とするBMIの範囲は 21.5〜24.9とされています。18〜49歳の方の目標範囲(18.5〜24.9)と比べると、 下限が高く設定されており、高齢期には痩せすぎへの配慮がより必要である、 という考え方が公的な基準にも表れています。 ※太っていればよいという意味ではありません。適正な範囲の中で、 痩せすぎに注意が必要ということです。

出典: 日本人の食事摂取基準(2025年版)目標BMI表 (PDF) /厚生労働省 食事摂取基準策定検討会資料(高齢者の栄養とフレイル) (PDF)

体重を測るのが難しい方へ

寝たきりなどで体重を測るのが難しい場合には、ふくらはぎの一番太い部分の 周囲(下腿周囲長)や、両手の親指と人差し指で輪を作ってふくらはぎを囲む 「指輪っかテスト」が、筋肉量の低下に気づくきっかけとして、専門学会で 紹介されています(下腿周囲長は、目安として男性34cm・女性33cm未満と されています)。 ※ご家庭での測定には誤差があります。気になる場合は訪問看護師・ かかりつけ医・地域包括支援センターにご相談ください。

出典: 日本サルコペニア・フレイル学会(AWGS2025基準の告知) (PDF) /谷出敦子ほか「指輪っかテストとフレイルの関連」理学療法学 2023 (論文)

出典・参考

「気づきの目安」で示している基準は、厚生労働省「介護予防のための生活機能評価に 関するマニュアル(改訂版)」表4 基本チェックリスト (PDF) のうち、栄養状態に関する項目の基準をそのまま転記したものです。基本チェックリストの 正式な実施・判定は、お住まいの市区町村の介護保険担当窓口や地域包括支援センターで 行われています。詳しい内容や個別の判定については、そちらにご確認ください。

ご利用にあたって

このツールの結果はあくまで目安であり、医学的な診断ではありません。医師の診察・判断に代わるものではありません。

急な体調の変化などお急ぎのときは、このツールを使わず、かかりつけの医療機関か救急(119)にご連絡ください。