このツールについて
寝たきりや座りきりの時間が長いご家族を介護されている方向けに、
床ずれ(褥瘡・じょくそう)の予防を意識したほうがよい状態かどうかを、
一般的なチェック項目で確認できるツールです。
結果に応じて、日常でできる予防のヒントと、相談の目安をご案内します。
訪問看護を受けている方では、およそ50人に1人(約1.9%)に床ずれがみられたという調査があります(日本褥瘡学会・2016年度実態調査)。在宅療養でも予防が大切です。
⏱ 所要時間: 約1分
最終更新日: / 監修: 大澤 基(横浜ホームクリニック 院長・内科専門医)
チェック項目(全7問)
当てはまるものを「はい」、当てはまらないものを「いいえ」で選んでください。一部だけの回答でも結果を確認できます。
チェック結果
💡 予防のヒント
床ずれ(褥瘡)の予防として、一般的に次のようなことが勧められています。
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体の向きをこまめに変える
体の向きを変える間隔は、基本的には2時間を超えない範囲が目安とされています。体圧分散マットレス(空気圧が切り替わるエアマットレスなど)を使っている場合は、4時間を超えない範囲でもよいとされています(日本褥瘡学会)。ご本人の状態に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。
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横向きは「30度側臥位」を意識する
横向きに休むときは、真横(90度)ではなく少し斜め(約30度)に傾ける姿勢がより効果的とされています(30度側臥位)。クッションで背中を支えると保ちやすくなります。
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皮膚を清潔に保ち、保湿する
汗や排せつ物で皮膚が汚れたままにならないよう、やさしく洗浄し、乾燥しやすい部分は保湿を心がけます。
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皮膚の観察を毎日の習慣に
入浴や着替えのタイミングで、赤み・皮むけ・傷がないか目で見て確認する習慣をつけましょう。「押しても消えない赤み」とは、赤くなった部分を指で軽く押して離したとき、白くならずに赤みが残る状態のことです。これは床ずれの初期のサインとされています。ご自身で判断の材料にはせず、見つけたら早めに訪問看護師・医師にご相談ください。
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栄養と水分をしっかりとる
皮膚や筋肉の健康を保つために、たんぱく質を含む食事と十分な水分補給が大切とされています。低栄養は床ずれの大きな要因とされます。食事量が減っているときは、高エネルギー・高たんぱくの栄養補助食品の利用が勧められることがあります。医師・管理栄養士にご相談ください。
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体圧分散マットレス・クッションの活用
体にかかる圧を分散させる用具は、介護保険のレンタル対象になる場合があります。担当のケアマネジャーに相談してみましょう。
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赤くなっている部分を強くこすったり揉んだりしない
赤みのある部分をマッサージで揉むことは、一般に避けたほうがよいとされています。見た目は表面の赤みでも、皮膚の下の組織はより広く傷ついていることがあります。マッサージやこすることは摩擦の力を加えて悪化させるおそれがあるため、避けてください。
気になることがあれば、かかりつけ医・訪問看護師・お住まいの地域包括支援センターにご相談ください。
📚 出典・参考情報
このツールの内容は、以下のような一般向け資料で示されている床ずれ(褥瘡)予防の
一般的な知識をもとに作成しています。個別の医療機関・患者さんの状態を評価したものではありません。
※ 詳しい制度や最新情報は、各発行元の公式資料をご確認ください。
⚠️ ご利用にあたって
このツールの結果はあくまで目安であり、医学的な診断ではありません。医師の診察・判断に代わるものではありません。
急な体調の変化などお急ぎのときは、このツールを使わず、かかりつけの医療機関か救急(119)にご連絡ください。
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